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ストーンズを聴かずにロックは語れない!
今なお世界中を熱狂させ続けているザ・ローリング・ストーンズ。
ストーンズを知らない人にも楽しめるように、数ある名作の中から10作品を厳選したアルバムガイドです。


1 フォーティ・リックス(Forty Licks)
ストーンズがどんなバンドか知りたいなら、まずはこのアルバムから聴くのがベストでしょう。
これは2002年にリリースされたストーンズの40年に及ぶキャリアの2枚組オールタイムベスト盤です。
CMでもお馴染みの「Satisfaction」「Jumpin' Jack Flash」「Start Me Up」等の代表曲はもちろん、このアルバムの為に録音された新曲も4曲収録されています。

2 ア・ビガー・バン(A Bigger Bang)
フォーティ・リックスを聴いてストーンズが気に入ったら、気に入った時代のアルバムを聴いていくのもいいのですが、やはり2005年にリリースされた最新のオリジナル・アルバムを聴くべきでしょう。
今のストーンズがどこにいるか、このアルバムを聴けばわかります。
キース・リチャーズが「お前がいなけりゃこの世界なんて全く虚しいものだ」と歌う「This Place Is Empty」は特にお勧めの名曲です。
余談になりますが・・・、キースが椰子の木から落ちて「再起不能か?」というニュースが流れた頃、キースがいなけりゃこの世界は全く虚しいものになるかも知れない、と思いながらこのアルバムをよく聴いていたものです。

3 ベガーズ・バンケット(Beggars Banquet)
1968年に発表されたアルバム。このアルバムこそストーンズの最高傑作だというファンも多いようです。
このアルバムは、サイケ色の強かった前作サタニック・マジェスティーズ とはうって変わり、彼らのルーツであるブルースを前面に出した、原点に回帰すると共にその後の方向性を決定づける記念碑的アルバムとなりました。
ストーンズの初代リーダーだったブライアン・ジョーンズ(1969年没)がちゃんとギターを弾いている最後のアルバムです。
2曲目の「No Expectations」を初めて聴いた時、ブライアンのスライドギターには鳥肌が立ちました。

4 レット・イット・ブリード(Let It Bleed)
1969年、このアルバムのレコーディング中に、リーダーだったブライアン・ジョーンズが脱退し、その1ヵ月後に死亡するという事件が発生しました。
また、1曲目と同名の映画「Gimme Shelter」にも収められているように、ライブの最中に殺人事件が発生したり、タイトルの通り血を流しているようなアルバムです。
血を流しつつも、前へ進もうとするミック・ジャガー&キース・リチャーズのポジティブな意志に満ちています。
1930年代の偉大なブルースマン、ロバート・ジョンソンの「Love In Vain」のカバーや、名曲「Midnight Rambler」も収録されています。

5 スティッキー・フィンガーズ(Sticky Fingers)
ストーンズの70年代最初のアルバム。
まずは1曲目「Brown Sugar」のギターリフに思わず体が動き出すでしょう。
全体的にはラフでワイルドなアルバムだと思いますが、ストレートなロックもあれば「You Gotta Move」のようなブルースもあり、「Wild Horses」のような美しいバラードも収録されています。
ちなみにジャケットのデザインはアンディ・ウォーホル。

6 メインストリートのならず者(Exile On Main St.)
1972年に2枚組レコードとしてリリースされたアルバム。
ストーンズのブラックミュージックへの傾倒振りがよくわかる作品です。
「俺の王冠には宝石なんていらないぜ」と歌う「Tumblin' Dice」は、今でもライブの定番として演奏されている名曲です。
「ベガーズ・バンケット」〜「メインストリートのならず者」の4枚が、ストーンズの最高傑作と呼ばれる事が多い名盤中の名盤であり、どんなに絞ってもこの4枚を外す事はできません。

7 ラヴ・ユー・ライヴ(Love You Live)
1977年にリリースされた2枚組ライブアルバム。
75年の北米ツアー、76年のヨーロッパツアー、77年のカナダでの演奏が収録されています。
「Brown Sugar」、「Jumping Jack Flash」、「Sympathy For The Devil」等の曲が、オリジナルのイメージを壊すような激しさで演奏されています。
僕が二十数年前に初めて聴いたストーンズのアルバムがこれでした。
イントロの「庶民のファンファーレ」が流れ、大歓声の中キースが「Honkey Tonk Women」のイントロを弾き始める・・・、ほとんどその瞬間に、僕はストーンズの虜になってしまったような気がします。
このアルバムのジャケットのデザインもアンディ・ウォーホルです。

8 女たち(Some Girls)
1978年に発表されたアルバム。
70年代中期の、ミック・テイラーの脱退〜ロン・ウッドの加入、ドラッグによるキース・リチャーズの逮捕、パンクロッカー達からの攻撃等の困難を乗り越え、再度ストーンズの原点に立ち戻った作品。
ディスコミュージックを取り入れた「Miss You」、キースの「Before They Make Me Run」、キースとロン・ウッドのギターが複雑に絡み合う(この曲に限らずですが・・・)「Beast Of Burden」など、名曲が揃っています。

9 刺青の男(Tatoo you)
1981年リリースのアルバム。
ストーンズは、今に至る迄アルバム毎に何らかの新しい挑戦を続けているのですが、このアルバムにはこれといった目新しい試みはないように思われます。
それもそのはず、このアルバムの大半は、70年代のアルバムのアウトテイク曲等過去の曲で構成されているそうです。
それでもこのアルバムのクオリティは非常に高いと言えるでしょう。
Windows95のCMソングにも使われた「Start Me Up」の印象的なリフに始まり、バラードの「Waiting On A Friend」迄、名曲揃いのアルバムです。

10 ストリップト(Stripped)
1995年リリースのアンプラグド・ライブアルバム。
それ迄のライブ盤に収められていなかった曲を中心に選曲されています。
特にボブ・ディランのカバー「Like A Rolling Stone」はストーンズらしくて絶品。
ライブアルバムですが、新譜のような気持ちで聴けた一枚です。


ここ迄10枚のアルバムを厳選して紹介して来ましたが、デビューアルバム〜「ベガーズ・バンケット」以前の初期のアルバムなど、 ここに挙げられなかった名盤も多数あります。
興味を持ったら他のアルバムも是非聴いて見て下さい。
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